新甘泉と秋甘泉の違い|鳥取県産の人気梨(品種)をわかりやすく比較しました。
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
悩む女性
鳥取県産の「新甘泉」「秋甘泉」、名前がよく似てるけどどう違うの? どっちが美味しくて人気なのかな?
こんな疑問に、梨販売歴20年以上の僕がわかりやすくお答えします。
その“美味しさ”から、どちらも年々人気が高まっている品種です。
参考にしていただけると嬉しいです。
目次
新甘泉と秋甘泉の違い|鳥取県産の人気梨(品種)をわかりやすく比較しました。
(↑の写真はJA全農とっとりの新甘泉を仕入れた時に、箱の中に入っていた商品説明のPOPです。)
読み方/名前の由来
まず、それぞれの読み方は以下の通りです。
- 新甘泉 → しんかんせん
- 秋甘泉 → あきかんせん
そして、名前の由来は以下の通りです。
- 新甘泉 → 新しく甘さあふれる、泉のような梨
- 秋甘泉 → 秋を感じる甘さたっぷり、泉のような梨
見た目の違い
見た目の違いは冒頭の写真と同じですが、こんな感じです。
よく似ていますが、少し色の感じが違います。
掛け合わせ
それぞれの交配(掛け合わせ・親)は以下の通りです。
- 新甘泉 → 筑水梨 × おさ二十世紀梨
- 秋甘泉 → おさ二十世紀梨 × 豊水梨
味や食感の違い(特徴)
それぞれを食べてみた感想はこんな感じです。
- 新甘泉 → 糖度が高く(甘味が強く)酸味は少なめで、青梨特有のシャキシャキした食感で、果汁は溢れるほど
- 秋甘泉 → 新甘泉に比べるとシャキシャキ感は少なめ。でも甘味は強く、果汁は新甘泉に劣らず豊富
時期(旬)
入荷してくる時期は少しだけ違っていて、毎年以下のような感じですね。
- 新甘泉 → 8月下旬~9月中旬
- 秋甘泉 → 9月上旬~10月上旬
「新甘泉の時期が終わる頃に、秋甘泉が出回り始める」という感じですね。(9月上旬~中旬は少しかぶります)
お客さんに人気があるのは、圧倒的に新甘泉
「新甘泉と秋甘泉って、どっちが美味しくて人気なの?」と、お客さんからご質問をいただくことがあります。
答えは正直に言うと「新甘泉の方が圧倒的に人気」ですね。
新甘泉は入荷が終わってからも、しばらくの間「新甘泉ありますか?」や「次はいつ入荷しますか?」と何度もお客さんから聞かれます。
さらに、「新甘泉の入荷は終わりましたが、秋甘泉が入荷していますよ。」と(秋甘泉を)おすすめすると、お客さんの感想は「ぜんぜん違う。新甘泉の方が美味しい。」がほぼほぼです。
新甘泉は、贈り物(プレゼント)としても大人気
新甘泉はその美味しさから、「美味しい梨の品種/実際に売れている人気の梨ランキングBEST5」でも紹介しているように、年々贈り物としても人気が急上昇していますよ。
おわり
ということで、鳥取県産の美味しくて人気のあるおいしい新品種「新甘泉」「秋甘泉」の違いでした。
間違いなく美味しく、そして絶対的に人気があるのは新甘泉の方ですね。
以上、参考にしていただけると嬉しいです。